専用の医療針を使って皮膚を着色し、落ちないメイクを施すアートメイク。
アートメイクの数ある施術箇所のなかでも人気の高い「眉毛アートメイク」では3Dや4Dといった様々な施術方法がありますが、選ぶ技法によって仕上がりのデザインや色合いは全く変わってきます。
でも、『そもそも“D”って何?』『2Dもあるの?』とアートメイク用語に困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では眉毛アートメイクにおける「2D(グラデーション技法)」について解説します。
そもそもアートメイクの“D”って何のこと?
主にまゆげのアートメイク技法を説明する際に使われる“D”とは、dimension(次元)の頭文字。
よく平面のことを2D(二次元)、立体のことを3D(三次元)と表したりしますよね。
たとえば、アートメイクでいう「3D」とは細い医療針を使って1本1本手彫りで眉毛を描き入れる技術のことで、まるで本物の毛が生えているかのように立体的に仕上がることから「3D」と呼ばれています。
眉毛アートメイクの「2D」とは?
眉毛アートメイクの「2D」とは、あらかじめ縁取った眉毛の中を塗りつぶしていくように専用マシンを使って色素を入れていく技術のことをいいます。別名「グラデーション技法」「パウダー技法」「シェーディング(マイクロシェーディング)」とも言われます。
仕上がりとしては、アイブロウパウダーでメイクしたようなふんわりとした少し濃いめの眉毛になります。
機械で色付けしていくので眉の濃さが均一になりがちですが、高い技術レベルを持つ施術者にお願いすることでしっかりとグラデーションのついたナチュラルな仕上がりも可能です。
機械で彫る2D技法は費用面においても手彫りで1本ずつ描き入れる3D技法と比べて安価であることが多いです。また、施術時間が短く済むため肌に負担がかかりにくいメリットもあります。
眉毛アートメイクはこんな人におすすめ
眉毛アートメイクはこのような悩みを持つ方におすすめの美容施術です。
- 眉毛が左右対称に描けない
- 朝のメイク時間を短縮したい
- メイクが崩れたときの化粧直しが面倒
- すっぴんの顔に自信がない
アートメイクは一度入れたら1~3年は状態をキープできます。その間は汗をかいても水に濡れても眉毛が消えることはないので、夏のプールも冬の温泉旅行も安心して楽しめますよ。
アートメイククリニックで行えるアートメイクの施術メニューは、まゆげ以外にリップ、アイライン、ヘアライン(生え際)、ほくろなどがあります。
眉毛アートメイクの施術一覧
2D眉(機械彫り) | アイブロウパウダーでメイクした ようなふんわりとした仕上がりが 特徴。 |
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3D眉(手彫り) | 1本1本の毛並みを再現できる。自 眉のようなナチュラルな仕上がり が特徴。 |
4D眉(手彫り+機械彫り) | 自然な毛並み感もふんわりメイク したような立体感もある仕上がり が特徴。 |
6D眉(手彫り+機械彫り) | 超極細のニードルを用いて眉毛を 描いていく、メディカルブロー独 自の最新アートメイク技術の名称。 |
→眉毛アートメイク、「1Ⅾ」もある?解説記事はこちら
→眉毛アートメイク、「5Ⅾ」もある?解説記事はこちら
自然な仕上がりの美しい眉をめざすなら1本1本手彫りで毛を描き入れる「3D」や、3Dの上からグラデーションを入れてより立体的に仕上げる最新技術「4D」がおすすめ。
自分に合ったアートメイク技術で、理想の美眉をめざしてくださいね♡

1990年、東京都生まれ。青山大学総合文化政策学部総合文化政策学科卒業後、JTBを経て現在はフリーの美容ライターへ転身。スキンケアやメイクなどの美容、アロマが好き。日本化粧品検定1級・JCLA認定コスメコンシェルジュ・AEAJアロマテラピー検定1級の資格を所持している。